ときめき宮城アル４

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前回、オレは家に帰って携帯にこっそり宮城の携帯番号を登録してたら、間違えて電話してしまった。

「もしもし？宮城ですが」
や、やばい、どうする！！オレはとっさに________つづき→

「お前の秘密を知っている」

脅迫してしまった。

『秘密？なんのことだ』
本当になんのことだ。とっさとはいえ、何を言ってるんだオレは。でも引き返せない。
「秘密は秘密だよ、わかってんだろ！」
電話から聞こえる宮城の声にドキドキして、やたらと大声になってしまった。バカなことやってないでさっさと電話を切ろう・・・・。としたその時、

『お前・・・・まさか見てたのか・・・・』


え？？


『た、頼む、あのことは誰にも言うな！』

あのこと？？なんのことだ？？
「言うか言わねーかはアンタ次第だ」
『な、何が目的だ・・・・』

よくわからないけど、宮城には重大ななにかの秘密があったらしい。オレがそれを握ってると勘違いしてる。バカかこいつ・・・
でもそれに乗ってるオレはもっとバカだ。

「なんでもいいからオレの言うことを一個聞け！！それで黙っておいてやる！！」
『・・・・わかった。その代わり、絶対誰にも言うなよ』

アイテム・宮城言いなり権をゲットした！！使いたい時に使おう。


「その時になったらまたかける。それじゃあ・・」
『・・・・？待て、この声、お前、高槻か？』
「！！！！！」
びっくりして携帯を切った。やばい、オレだってバレた・・・・・バレた恐ろしさと、携帯越しの声だけでオレだってわかってくれた嬉しさで心臓がずっとばくばくいっている。明日からどんな顔して宮城に会おう・・・・まあどうにでもなるか。

プルルルルルルルルルルル・・・携帯が鳴り出した、まさか宮城が着歴からかけてきたのか・・！？！
「も、もしもし・・っ」
『あ、オレ！高橋美咲！』
宮城じゃなかった。高橋美咲・・・・最初に声をかけてくれた人のよさそうな同じクラスの・・・・
「ああ、高橋か。」
『今度の日曜ひま？？よかったら一緒に遊ばない？？』
「？今度の日曜？・・・いいけど。」
『ほんと！？よかった、どこか遊びに行きたいとことか、ある？！』


今度の日曜、高橋美咲と遊ぶことになった。どこに行こうか？


中央図書館で勉強

森林公園でひなたぼっこ

高級ホテルで食事

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