ときめき宮城アル５

弁当は自分で作りました。プチでときみや好きですって言ってもらえて嬉しかったですっ！ありがとうございます！
＞ときみやについて
ときみやは、主人公忍の総攻め総受けゲームアドベンチャー的な感じです！選択肢で攻めになったり、受けになったり、宮城以外になったりします。
前の選択肢だと
１．中央図書館で勉強→宮城がいて、宮城と仲良くなって、美咲との仲は深まらず
２．森林公園で日向ぼっこ→しのみさで、美咲ととっても仲が良くなる
３．高級ホテルで食事→食べてる途中で井坂さんがジャマに入って、みさしの展開
って感じです。
忍が攻めじゃいやって方はなんとなく、受けになりそうな選択肢を選んでください。どれって感じだけど、

前回、同じクラスの高橋美咲に誘われて、今度の日曜遊ぶことになった。どこに行こうか？
つづき→

森林公園に行くことにした。

日曜。

待ち合わせの森林公園入り口に行くと高橋美咲がもういた。
「おはよう」
なんで遊びに誘われたのか全然わからないけど、とりあえず挨拶されたから返した。

オレ達はぶらぶらと森林公園の中をうろついた。その間高橋がしゃべりかけてくるけど、オレがすぐ会話を終わらせてしまって、ほとんど無言状態だった。何をしゃべったらいいのかさっぱりわからない。
なんでオレ遊びに誘われたんだろう・・・・

ちょうど広っぱに出たところで、高橋が
「お腹空かない？もうオレぺこぺこだよ！」と言うといきなりリュックを下ろして中から弁当を取り出した。
「こ　これ　高橋が作ったのか？」
「うん」
大量の弁当だった。

高校生の男がこんな料理できるなんて、きっと複雑な家庭の事情があんだろうな・・・・と考えながらなんとなく食べたら、すごく美味しかった。
「おいしい」
「ほんと？やった～」
照れっとしながら喜ぶ高橋がなんだか眩しかった。大量すぎる弁当だけど、全部食べてあげたくなった。

弁当を食べ終わり、結局残しちゃったけど、オレ達は原っぱで木によりかかって日向ぼっこをした。心がぽかぽかしてきて、ずっと気になってたことを今なら聞けると思った。
「高橋」
「なに？」
「なんでオレに構ってくるんだ？オレ何かしたっけ」
オレが聞くと高橋は顔をちょっと赤くして「と、友達になれないかなって・・・」とぼそぼそ言う。
「オレも昔転校してきて、一人で寂しかったから。高槻くん見てて、」
ぼそぼそ言う高橋の言葉を聞いて、気を使われてたことを知った。こうゆうのはいつもは苦手なのに、こいつだとそれがすごく嬉しく感じた。でもありがとうとは言えなかった。
「高槻君のこと、忍って呼んでいい？」
「うん」
「よかった、じゃあオレ達ともだちだね！」
「…ああ。わかった…」

こうゆう場合オレは美咲と呼ぶのかどうか迷ってたら、高橋はいつのまにか寝ていた。高橋の寝顔を見ていたら、心臓がドキドキしてきた。また例の風邪かな・・・・。

友達なんて昔オーストラリアに遊びに行ったときにできた友達以来だ。ドキドキしながら、ずっと高橋の寝顔を見ていた。


「忍、今日はありがとう。楽しかった！」
「…ああ。」
「じゃあまた明日学校で！あ、これオレの携帯番号。よかったら電話して！」
そう言って高橋は走って帰っていった。

高橋の個人情報をゲットした！

「今日は疲れた…」
ベッドに入って天井を見てる。そういえば明日は学校だから、宮城にも会うんだ。脅迫したこと、なにか言われるかもしれない・・・・ドキドキする・・・・・・・・


明日は学校に行って…それからどうしようかな？

部活に出るか

屋上でぼーっとしよう

放課後、買い物に行こう

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