ときめき宮城アル６

壁紙カテゴリ増やしたいけどなにも思いつかないからこうゆう壁紙ほしいってのあったら言ってください
＞一月のプチオンリー
本が書けたら行きたい！って感じです。一般参加は絶対したいとおもってます！10月のオンリーイベントも同じくです

前回、そういえば明日は学校だから、宮城にも会うんだ。脅迫したこと、なにか言われるかもしれない・・・・ドキドキする・・・・・・・・
明日は学校に行って…それからどうしようかな？と考えて・・・・→

朝登校したら、なんと校門に宮城がいる・・・・・・！！！
ど、どうしよう、確か脅迫電話したときに「高槻？」とか言われたんだよな。宮城にそのことで何か言われたらどうしよう！心臓がばくばくする。

宮城がこっち見た！！



宮城は無言のままオレを見て、ふいっと目をそらして校舎に入っていった。
あれ・・・・・・

その後のHRも宮城は普通どおり、オレに話しかけることもなくて、なんだかオレは呆然状態だった。ずっと思うのはあんな電話しなきゃよかったってことばかり・・・・・トイレに行くつもりが授業を受ける気分にならなくてオレは・・

屋上でぼーっとすることにした。
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柵によりかかってぼーっとする。でもよけい脅迫電話のことを考えてしまって悲しくなってくる。あんなどうでもいいことで悲しくなるなんてどうかしてる。でも悲しい。
だんだん目が潤んできて涙が出そうだった。その時、

「うっうっ」

なんだこの声？

「うっ」

なにかのうめき声が聞こえる。階段はさんで、屋上の向こう側からだ。誰かいるのか・・・・！？急いで見に行くとそこには、




「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」

男が泣いていた。うめき声だと思ったら泣き声だったのか。気まずい。ここは頭をぽんして、大丈夫ですって言うとこなんだろうけど、オレはやりたくねえ。

「こっこれは、何でもない！気にするな！」
男は慌てて涙を拭いている。向こうも気まずそうにしてる。なにかしゃべった方がいいか・・？
「アンタ、3年生？」
どうでもいいことを聞いてしまった。そしたら男は眉間に皺を寄せて、

社会を教えてる上條先生だった。
なんだ先生だったのか。余計なんでこんなところで泣いてるんだか疑問に思ったけどどうでもいいか。
「それよりお前、今授業だろ。なんで生徒がこんなところにいるんだ。」
「先生だって、いるじゃねーか」
「おっオレはいいんだオレは！！ほら、さっさと授業に戻れ！！」

上條先生、なんで泣いてたんだろう。泣きたい気分だったオレの代わりに泣いてもらった気がして、先生には悪いけど気分が落ちついた。

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結局帰りまで宮城に話しかけられることはなかった。
宮城に電話のこと問い詰められたらまずいって思ってたのに、今は問い詰めてほしかったみたいだ。最近のオレは自分でも何を考えてるかわからない。憂鬱だ。

とぼとぼ校門を歩いてると、見慣れた人影を見た。まさか、こいつ・・・！！！！！



姉貴だ。会いたくなかった。なんとなく、
「学校どう？楽しんでる？？家も学校も一緒なのに、会うのが久しぶりなんておかしいわね」
「ああ・・・そうだな。」
姉貴はこの森のクマ高校の教師をやっている。家ではオレと姉貴の二人暮らしだ。その辺の事情はまた今度でいいか。

「そういえば忍の担任の先生、誰になったの？」
「・・・宮城先生だよ」
「へえ？庸なんだ。よかったじゃない、アイツ担任としては結構いいわよ」

庸なんだ・・・・・・・？？？
今コイツなんて言った？
慣れ親しんだ名前呼びに、まるで自分のもののような言い草が、すごくいやだった。すごくいやだった。

「ほんとはこのままアンタと家に帰りたいけど、用事あるのよね。悪いけど、先帰って何か食べてて。」
「・・・・用事って？」
「同僚の男の先生と、これから食事なの」
と言ってウインクする姉貴、きもい。まさかと思うけど、でもまさかと思うけど、

「ど、同僚の先生って、もしかして・・・・・・」

「上條先生？」

「あの宇佐見先生？」

「まさか、宮城じゃねーだろーな」

「オレの知らない先生でしょ？」

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